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テレワーク主体の働き方とは?

2020年4月23日に「オリンピックに向けた働き方とセキュリティ」というタイトルで、ソリューションセミナー(ウェビナー)を開催しました。


このウェビナーは1月初旬に企画したためオリンピックというタイトルが残ってしまっていますが、皆さんご存知のとおり新型コロナウイルスの影響によりオリンピックは延期になってしまいました。一方で新型コロナウイルスの影響によってテレワーク環境の準備・導入は企業の喫緊の課題となり、迅速に対応すべきテーマとなっているのが現状です。


では、テレワークを実践するうえで重視すべきことは何かと考えたときに、一般的な答えですが、私は生産性を落とさずに業務ができることが最も重要だと考えます。そのためには時間・場所を問わずユーザにストレスを感じさせない「ユーザビリティ」を考慮した環境の提供が必要になります。一方でユーザビリティを上げることで生じる様々なリスクをどの程度回避・軽減させるかという「セキュリティ」の観点も企業としては考慮が必要になります。この2つのバランスをどのようにとるかがテレワーク環境においての最大の課題です。


この課題をふまえ、テレワーク環境を実現するために最低限準備すべき環境は「デバイス環境」・「アクセス環境」・「コミュニケーション環境」の3つだと弊社では考えています。今回のウェビナーではそれぞれの環境で「ユーザビリティ」と「セキュリティ」のバランスが取れる製品・ソリューションをご紹介しておりますので、ご検討の一助にして頂ければと思います。またセコムトラストシステムズ様に自社での働き方改革の取組み事例をご紹介頂きました。大変貴重なお話しですので、動画視聴頂ければと思います。


以下はウェビナー講演のポイントになります。


1 デバイス環境

テレビCMでも見られたことがあると思いますが、HP Elite Dragonfly (ドラゴンフライ)というテレワークに適したPCを紹介しています。軽くて長時間使え、見た目もスタイリッシュであるだけでなく、多数のセキュリティ機能を標準搭載しています。未知への攻撃に対しいかに早く検知して正常の環境に戻せるかということをハードウェアレベルで実装されているため、バランスのとれたデバイス環境を実現できます。


 2 アクセス環境

業務によっては機密データを利用するケースがあり、セキュリティやガバナンスの観点からVDIを検討することもあります。我々もご提案を差し上げることがありますが、通常のPCと比べコストが高く、投資対効果のバランスが取れないと判断されてしまいます。ご紹介しているRevoWorksシリーズは独自の技術により比較的安価にVDI環境を導入することができ、自治体などで多く採用されている実績からも安心してご採用頂ける製品です。


 3 コミュニケーション環境

現在最も利用が多いビデオ会議システムのZoomをご紹介しています。Zoomはインターフェースがわかりやすく操作に関するハードルが低いことと他製品に比べて音声遅延、動画遅延が少なくストレスを感じないことが特徴です。セキュリティに関してはネガティブな情報も増えていますが、運用で回避できることもありますし、メーカー側も随時パッチを提供していくという方針を出していますので、今後に期待しつつ使える領域で利用頂ければと思います。


 4 テレワーク導入事例

セコムトラストシステムズ株式会社様は、セコムグループの提供する「オンライン・セキュリティシステム」をICT分野で支えている企業で、社員数987名(2019年3月31日現在)、国内に10の拠点をもっています。同社では10年以上前からテレワーク導入に取り組み、今なお新しいテクノロジーを取り入れ進化を続けています。COVIT-19対策に有効な座席のフリーアドレスや、従業員がどの席を使っているかを可視化するソリューションなど、実際に利用シーンとあわせてご紹介いただきました。


記載の企業名、製品名は各社の商標または登録商標です。ブログ記事は掲載時点(2020年4月)における情報をもとに執筆しており、著者の意見や経験に基づく内容を含んでいます。掲載している情報の正確性について万全を期しておりますが、その内容について保証するものではありません。




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