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教育DXの次のステップへ。教育ダッシュボード活用事例と導入の進め方を解説

2026年8月21日、アルファテック・ソリューションズは、教育委員会および学校関係者の皆さまを対象にウェビナー「分散する教育データ、学校支援や施策判断に活かせていますか? ~次世代校務DXの先へ、教育ダッシュボードの活用事例と進め方~」を開催しました。

GIGAスクール構想や次世代校務DXの推進により、教育現場では日々多くのデータが蓄積されています。
一方で、

 💬「データはあるが活用できていない」
 💬「学校支援や施策判断に活かせていない」

といったお悩みを抱える教育委員会・学校関係者も少なくありません。

本ウェビナーでは教育ダッシュボードを単なる可視化ツールとしてではなく、“教育委員会や学校が、より早く、より適切な意思決定を行うための仕組み”として位置付け、活用事例や導入の進め方についてご紹介しました。

なぜ今、教育ダッシュボードが求められているのか

教育現場では、校務支援システム、学習系システム、デジタルドリル、アンケート、学習履歴、出欠情報など、さまざまなデータが日々蓄積されています。しかし以下のような状況から、データを意思決定につなげられていないケースが少なくありません。

データが複数のシステムに分散している
データが複数のシステムに分散している
必要な情報を確認するために複数画面を行き来している

必要な情報を確認するために複数画面を行き来している

Excelでの集計作業に多くの時間を費やしている

Excelでの集計作業に多くの時間を費やしている

学校の状況をタイムリーに把握しづらい

学校の状況をタイムリーに把握しづらい

このような状況を踏まえ、ウェビナーでは、

「データを蓄積すること」と「データを活用する/できること」は同じではない

という点にフォーカスして解説されました。重要なのは、データを蓄積することではなく、必要な人へ必要な形で届け、意思決定につなげることです。

本ウェビナーの重要なメッセージ

教育ダッシュボードが実現する児童生徒支援

ウェビナーでは、架空の生徒「山田太郎さん」を例にしたデモを実施しました。
当初は特に問題が見られなかった「山田太郎さん」ですが、

  • 出席率の低下
  • テスト成績の低下
  • ICT活用回数の減少
  • アンケート結果の変化
  • 遅刻や保健室利用状況の変化

といった複数のデータで少しずつ変化を示していました。

教育ダッシュボートデモ画面①

月単位で生徒の学習状況、ICT活用状況、生活状況を把握できる構成
2026年4月時点の5教科平均は79.8点、欠席も0日で安定している様子が伺える

教育ダッシュボートデモ画面②

2026年6月時点の5教科平均は72.6点で若干の低下が見られるも、すぐに支援が必要な状態と判断するほどの変化ではないように見える

教育ダッシュボートデモ画面③

出席率や月別テストの全体的な点数、ICT活用状況の低下など、生徒の変化や状況の推移を把握できる

個々の変化だけを見ると見過ごしてしまうレベルでも、複数のデータを横断的に分析することで「支援が必要な状態かもしれない」という気づきを得ることができます。

ウェビナーでは、

教育ダッシュボードは原因を判断するものではなく、変化の兆しに気づくための仕組み

であり、その後の対話や支援につなげるためのきっかけを提供することが大きな価値であると説明されました。

教育委員会による学校支援とEBPMへの活用

またデモでは、教育委員会向けの活用例が紹介されました。
教育委員会では、多数の学校を対象に限られた人員・予算で支援を行う必要があります。そのため従来は、

  • 各学校から報告を収集
  • Excelで集計
  • 分析結果を基に学校支援を検討

という運用が一般的でしたが、教育ダッシュボードを活用することで以下の実現が可能になります。

支援が必要な学校の早期把握

課題校の優先順位付け

学校ごとの比較分析

施策効果の検証

好事例の横展開

支援が必要な学校
の早期把握

課題校の優先順位付け

学校ごとの比較分析

施策効果の検証

好事例の横展開

また、学力向上施策や不登校対策の成果を定量的に確認することで、EBPM(Evidence-Based Policy Making:証拠に基づく政策立案)の実現にもつながることが紹介されました。

ダッシュボード成功の鍵は「作ること」ではなく「育てること」

ウェビナーで一貫して発信されていたメッセージが、

「教育ダッシュボードは作るものではなく、育てるもの」

という考え方です。

アルファテック・ソリューションズでは、初めからすべてのデータを統合するのではなく、以下のようなスモールスタート型のアプローチを提案しています。

目的の整理

必要なデータの整理

MVP(最小実用製品)の作成

実施と改善の繰り返し

段階的な展開

目的の整理

必要なデータの整理

MVP(最小実用製品)の作成

実施と改善の繰り返し

段階的な展開

重要なのはベンダー主導ではなく、

教育委員会や学校が主体となってデータ活用を進めること

です。アルファテック・ソリューションズはその実現に向けて伴走支援を行い、最終的にはお客様自身が継続的に活用できる「自走」の状態を目指しています。

オンデマンド配信公開中

当日ご都合が合わなかった方や、もう一度内容を確認したい方に向けて、本ウェビナーのオンデマンド配信を公開しています。

本ウェビナーでは、

  • 教育ダッシュボードが求められる背景
  • 児童生徒支援への活用例
  • 教育委員会による学校支援とEBPM
  • Power BIを活用したデモンストレーション
  • スモールスタートによる導入のポイント

などを詳しくご紹介しています。

このような方におすすめ

✅ 教育DXを推進している教育委員会担当者の方
✅ 教育データ活用を検討している自治体の方
✅ 不登校支援や児童生徒支援の高度化を目指している方
✅ データに基づく学校支援やEBPMを推進したい方
✅ 教育ダッシュボードの活用事例を知りたい方

総括

教育現場には多くのデータが存在しています。しかし、本当に重要なのはデータを集めることではなく、そのデータを活用して学校支援や施策判断につなげることです。

教育ダッシュボードは、児童生徒一人ひとりの変化への気づきから、学校支援、教育施策の検証までを支える教育DXの重要な基盤となります。

アルファテック・ソリューションズでは今後も、教育委員会・学校関係者の皆さまに伴走しながら、現場で活用される教育データ活用基盤の実現を支援してまいります。

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