Zscalerクラウドアプリケーションコントロールとは?

クラウドサービスの利用を可視化・制御!Zscaler クラウドアプリケーションコントロールの特長と活用例

SASE系インフルエンサー:圍涼太朗

アルファテック・ソリューションズのSASE系インフルエンサーの圍 涼太朗です。
突然ですが・・・

「業務で利用するファイル共有サービスを限定したい」 
「広報やマーケの人だけSNS投稿OKにしたいなぁ 」
「自社ビジネスチャットはアクセスOKで、それ以外はアクセスさせたくないんだけど・・・」

人物A
SASE系インフルエンサー:圍涼太朗

このようなお悩みを抱えている企業様も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを解決するのが・・・

クラウドアプリケーションコントロール

です!!

目次[非表示]

  1. 1.なぜ、今クラウドサービスの利用制御が必要なのか?
  2. 2.Zscaler クラウドアプリケーションコントロールの概要
  3. 3.クラウドアプリケーションコントロールの対象サービス
  4. 4.実際の利用シーン
    1. 4.1.①許可されたファイル共有サービスだけを利用可能にしたい場合
    2. 4.2.②利用者ごとにSNSの利用可否を制御したい場合
    3. 4.3.③自社テナント以外は利用不可にしたい場合
  5. 5.Zscaler クラウドアプリケーションコントロールはこんなお客様におすすめ
  6. 6.まとめ
  7. 7.関連情報

なぜ、今クラウドサービスの利用制御が必要なのか?

近年は生成AIやファイル共有サービス、SNSなど、業務で利用されるクラウドサービスが急速に普及しています。その一方で、従業員が企業の管理外となるサービスを利用する、いわゆる「シャドーIT」が課題となっており、情報漏えいやコンプライアンス違反につながるリスクも高まっています。

従来はWebサイト単位でアクセスを許可・ブロックする運用が一般的でした。しかし現在では、「利用そのものを禁止する」のではなく、「業務に必要な利用は認めながらも、リスクのある操作のみを制御する」ことが求められています。

こうした課題への対策として活用できるのが、クラウドアプリケーションコントロールです。

本ブログでは、クラウドアプリケーションコントロールについて、対応しているクラウドサービスや実際の利用シーンを交えながらご紹介します。

まずは、その概要から見ていきましょう。

Zscaler クラウドアプリケーションコントロールの概要

Zscaler Cloud App Controlの概要

クラウドサービスを”使わせるか?”だけでなく、”どう使わせるか?”まで制御

クラウドアプリケーションコントロールの対象サービス

「クラウドアプリケーションコントロールが有効な対策というのは分かったけど、実際にどんなクラウドサービスに対応しているの?」

人物A
SASE系インフルエンサー:圍涼太朗

このようなお声もよく聞きます。

Zscalerのクラウドアプリケーションコントロールは、生成AIやオンライン会議、ファイル共有サービス、SNSなど、幅広いクラウドサービスに対応しています。

その中でも、詳細な制御に対応している主なカテゴリをご紹介します!

クラウドサービスカテゴリ

代表的な対応アプリ

AI および ML アプリケーション

Claude、chatGPT、Microsoft Copilot、Grokなど

コラボレーションおよびオンラインミーティング

Microsoft Teams、SharePoint Online、Slackなど

ファイル共有

Box、Dropbox、OneDrive、Googleドライブなど

インスタントメッセージング

WhatsApp Webw、Lineなど

ソーシャルネットワークワーキング

LinkedIn、X、Facebook、Instagramなど

ストリーミングメディア

YouTube、Netflixなど

システムおよび開発

GitHub、Docker、Azure DevOps、Adobeなど

Webメール

Gmail、Outlook、iCloud Mailなど

上記のとおり、Zscaler クラウドアプリケーションコントロールは数多くのクラウドサービスを識別し、それぞれに対して細かなアクセス制御を実施できます。

例えば同じファイル共有サービスであっても、

  • 自社で利用を許可したサービスは利用可能👌🏻
  • 個人利用のサービスはブロック🚫
  • アップロード⤴️だけ禁止

といったポリシー設計が可能です。

業務実態に合わせた柔軟な制御を行える点が大きな特長だと思います。

実際の利用シーン

①許可されたファイル共有サービスだけを利用可能にしたい場合

「Boxだけ利用可能にして、当社では許可していないそれ以外のファイル共有サービスは利用できないようにしたいな~」

人物A
SASE系インフルエンサー:圍涼太朗

こういったご要望には、『Boxは許可、その他のファイル共有サービスはブロック。』

業務利用するサービスを限定することで、シャドーITの抑止と情報漏えいリスクの低減を実現します!

許可されたファイル共有サービスだけを利用可能にしたい場合

企業ではBoxやOneDriveなど特定のファイル共有サービスを標準利用している一方で、利用者が個人契約のDropboxやGoogleドライブを使用してしまうケースも少なくありません。こうした利用を放置してしまうと、管理対象外の環境へ業務データが保存され、情報漏えいの原因となる可能性が高くなってしまいます。

Zscaler クラウドアプリケーションコントロールでは、許可したサービスのみ利用可能とし、それ以外のサービスをブロックすることが可能になります。これにより利用者の利便性を確保しながら、シャドーIT対策とデータ保護を実現できます。

Boxは許可し、その他のファイル共有サービスはブロック
業務利用するサービスを限定することで、シャドーITの抑止と情報漏えいリスクの低減を実現

②利用者ごとにSNSの利用可否を制御したい場合

「企業の情報発信にはSNSは欠かせない!でも、、、社員全員に投稿権限を与えると、情報漏えいのリスクがあるから広報担当者だけInstagramやXを利用できるようにしたい!」

人物A
SASE系インフルエンサー:圍涼太朗

企業のSNS運用が一般化した現在では、このようなリスクヘッジも大切ですよね。

広報担当者にはInstagramやXへの投稿を許可し、一般ユーザーにはSNSへの投稿を制限することで、適切なSNS運用を実現することができます!!

Instagramロゴ Instagram

Xロゴ X(旧Twitter)

LinkedInロゴ LinkedIn

閲覧

投稿

閲覧

投稿

閲覧

投稿

広報担当者

×

×

一般ユーザー

×

×

×

×

近年は企業の情報発信においてSNSの活用が欠かせなくなっています。しかし、すべての利用者に投稿権限を与えると、誤投稿や情報漏えいのリスクが高まります。

Zscaler クラウドアプリケーションコントロールでは、広報担当者のみ投稿を許可し、それ以外の利用者は閲覧またはアクセス自体を制限するといった制御が可能です。利用部門や役割に応じたポリシーを適用することで、安全なSNS運用を実現できます。

広報担当者にはInstagramやXなどSNSへの投稿を許可
一般ユーザーにはSNSへのアクセスを制限することで適切なSNS運用を実現

③自社テナント以外は利用不可にしたい場合

「会社のデータが個人のGoogleドライブに保存されないようにできますか?」

人物A
SASE系インフルエンサー:圍涼太朗

もちろんこう言ったご要望への対応も可能なのが、クラウドアプリケーションコントロールです。

テナントプロファイル機能を組み合わせることによって、自社Google Workspaceのみを許可し、個人アカウントや未承認テナントをブロック!

業務データの持ち出しを防止できますよ~

自社テナント以外は利用不可にしたい場合

Microsoft 365やGoogle Workspaceを利用する企業では、自社テナントに保存すべきデータが個人アカウントへ保存されてしまうケースがあります。

Zscaler アプリケーションコントロールとテナントプロファイル機能を組み合わせることで、自社テナントへのアクセスのみを許可し、個人アカウントや未承認テナントを自動的に制御できます。生成AIサービスやファイル共有サービスにも適用できるため、データ流出対策として有効です。

テナントプロファイル機能を組み合わせることによって、自社Google Workspaceのみを許可
個人アカウントや未承認テナントをブロックし、業務データの持ち出しを防止

Zscaler クラウドアプリケーションコントロールは
こんなお客様におすすめ

生成AIの利用を安全に管理したい

生成AIの利用を安全に管理したい

ChatGPTやCopilotなど生成AIの
業務利用を統制したい企業様に

シャドーIT対策を強化したい

シャドーIT対策を強化したい

管理外クラウドサービスの利用を
抑止したい企業様に

SNS利用ルールを徹底したい

SNS利用ルールを徹底したい

部門や利用者ごとにSNSの閲覧・投稿権限を適切に制御したい企業様に

Microsoft 365やGoogle Workspaceへのデータ保存を徹底したい

Microsoft 365やGoogle Workspace
へのデータ保存を徹底したい

業務データの保存先を自社テナントのみに限定したい企業様に

利便性を維持しながら情報漏えい対策を実施したい

利便性を維持しながら情報漏えい対策
を実施したい

業務を止めずにデータ持ち出しリスクを
低減したい企業様に

CASBやSASEの導入を検討している

ZTNAやCASBなどSASEの導入を
検討している

クラウド利用の可視化やアクセス制御を強化したい企業様に

まとめ

冒頭でも述べたとおり、近年は生成AIやクラウドサービスの活用が急速に進む一方で、従来のWebアクセス制御だけでは十分なガバナンスを確保することが難しくなっています。

Zscaler クラウドアプリケーションコントロールは、「利用を禁止する」のではなく「安全に活用するためのルールを適用する」という新しいセキュリティ運用実現のための有効策と言っても過言ではないでしょう。

このブログを通して改めてお伝えしたいZscaler クラウドアプリケーションコントロールのポイントは、以下の3つです!

  1. 「利用可否」だけでなく「操作」まで制御できる
    単純な許可・ブロックだけでなく、アプリケーション内の操作単位で制御できます。
    例えば、閲覧は許可しながらアップロードのみを禁止するといった柔軟な運用が可能です。

  2. 業務を止めずに情報漏えいを防止できる
    業務に必要なクラウドサービスは利用を許可しつつ、データ持ち出しにつながる操作だけを制限できます。
    利便性とセキュリティを両立した運用を実現できます。

  3. シャドーITを抑止できる
    業務で利用を認めるサービスと禁止するサービスを明確に制御できます。
    これにより、管理されていないクラウドサービスの利用を防ぎ、シャドーIT対策として活用できます。

最後に、、、

「どのクラウドサービスを制御すべきか分からない」
「現在の利用状況を可視化したい」
「生成AI利用のガバナンスを強化したい」

このようなご要望やお悩みをお持ちの場合は、アルファテック・ソリューションズまでお気軽にご相談ください!
お客様の利用状況に応じた最適なZscaler活用方法をご提案します。


SASE系インフルエンサー:圍涼太朗

最後までお読みいただきありがとうございました。
今後もSASE・ゼロトラストに関する最新情報や、Zscalerの機能解説、製品比較などを分かりやすく発信していきます。
次回のブログもお楽しみに!

関連情報

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圍 涼太朗
圍 涼太朗
2025年にアルファテック・ソリューションズへ入社し、SASE一筋。 Z-FILTERやZscalerを中心に、日々クラウドセキュリティの最前線で奮闘中です。 Zscalerの複数の認定資格を保有し、現場で培った知見をもとに、SASEやゼロトラストセキュリティの魅力を発信中です。 「SASEの最前線を、分かりやすく。」をモットーに、SASEやゼロトラストセキュリティの最新動向、Zscalerの新機能解説、関連製品との比較、導入・運用の役立つ情報などを発信していきます。 SASE系インフルエンサーを目指して、読者の皆さまに役立つ情報を継続的にお届けします。