モスフードサービス様

コスト最適化とサポート品質を両立させる
PCライフサイクルマネジメント

モスフードサービスが、全国300店舗で利用する「モスバーガー直営店および子会社店舗向けPC」の導入・保守体制を大胆に見直した。アルファテック・ソリューションズ(ATS)のPCライフサイクルマネジメント(PCLCM)サービス「ピタッとキャパシティ for PC」を採用し、オンラインサポートとセンドバック保守を採り入れて4年間の総コストを削減。ベンダーニュートラルという立場を生かした柔軟なサービス構成により、時代の変化とともに店舗運営に見合わなくなってきたオンサイト保守体制から脱却し、店舗のリアルなニーズを捉えた「スタッフ主導型の店舗PC導入・運用」を実現している。

株式会社モスフードサービス

本社 東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower

1972年創業、「モスバーガー」を中心に国内約1,300店舗、海外約450店舗*を展開。生野菜はすべて国産、注文を受けて
から作るアフターオーダー方式を採用するなど、素材と味へのこだわりが世代を超えて多くのファンを惹きつけている。
社名である「MOS」のMはMOUNTAIN、OはOCEAN、SはSUNをあらわしている。
*2024年3月現在

お客様の課題
  • ハードウェアコストが上昇する中、4年間のPC導入・運用にかかるコストを抑制したい
  • 高コストのオンサイト保守を見直して、店舗のニーズに応える合理的なPC運用を実現したい
ソリューション

 

  • ATSのPCLCMサービス「ピタッとキャパシティ for PC」により、オンライン中心のサポートへ移行しコストを抑制
  • 店舗PCの導入・運用をスタッフ主導型に移行しつつ、スタッフの負担を軽減するサポートを拡充
導入成果

 

  • ハードウェアコスト上昇分を吸収しつつ4年間の総コストの削減見込
  • 洗練された「手順書」に沿って店舗スタッフでも迷わずPCの導入・セットアップを実現
  • オンサイト保守から「センドバック保守」への移行により、PC不調から復旧までの時間を短縮
  • ATSが提供するヘルプデスクおよびサポートポータルを通じた問い合わせ対応によりサポート品質を向上

「この街にモスがあって良かった」と喜ばれる存在

モスフードサービスが展開する「モスバーガー」は、年間来店者数が1億人を超える人気のハンバーガーチェーンである。生野菜はすべて国産、注文を受けてから作るアフターオーダー方式の採用など、日本発祥のモスバーガーならではの素材と味へのこだわりは、長年にわたり多くのファンを惹きつけている。モスフードサービス 経営企画本部 デジタル化推進部 コーポレートITグループ グループリーダー代行の武本弘平氏は次のように話す。

「モスフードサービスは『食を通じて人を幸せにすること』を経営ビジョンに掲げており、『この街にモスがあって良かった』と喜ばれる存在になるよう、地域に根差した店舗づくりに取り組んでいます。テリヤキバーガーやモスライスバーガーなど日本の食文化を活かした人気商品は、契約農家様をはじめ、私たちのビジョンに共感していただいた数多くの方々に支えられています」

2024年11月、モスフードサービスは直営店・販売子会社店舗で利用する「店舗PC」を最新化するとともに、その導入・保守体制を大幅に見直した。店舗PC は、業務アプリケーションやオフィスアプリケーション、社内ポータルなどを利用する店舗運営に欠かせないバックオフィス端末である。

「これまでの8年間、全国に展開するおよそ300店舗に対し、店舗PC の導入・設定、故障などに際してエンジニアが訪問サポートを行う体制で運用を続けてきました。しかし、近年のハードウェアの値上がりの影響もあり、今後、店舗PCの導入・保守にかかるコスト負担が増加することは明らかでした。そこで私たちは、2024年の新機種導入に際してコスト構造を抜本的に見直す方針を打ち出しました」(武本氏)

複数社から提案を受けたモスフードサービスが採用を決めたのは、アルファテック・ソリューションズのPCLCMサービス「ピタッとキャパシティ for PC」だった。PCメーカーでもなく、PCリース/レンタル企業でもないATSの提案には、他社を上回るどのような価値があったのだろうか。
株式会社モスフードサービス
経営企画本部 デジタル化推進部
コーポレートIT グループ
グループリーダー代行 
武本 弘平氏
株式会社モスフードサービス
経営企画本部 デジタル化推進部
コーポレートIT グループ
リーダー 
山本 一久 氏
株式会社モスフードサービス
経営企画本部 デジタル化推進部
コーポレートIT グループ
リーダー 
荒木 章吾 氏
アルファテック・ソリューションズ株式会社
ITサービス事業部
第1運用サービス部
第1グループ
マネージャ 森田 邦子 氏
アルファテック・ソリューションズ株式会社
ITサービス事業部
第2運用サービス部
第1グループ
サブマネージャ 村上 英治 氏
アルファテック・ソリューションズ株式会社
ITサービス事業部
第1運用サービス部
第2グループ
藤本 有理 氏

アルファテック・ソリューションズ株式会社
エンタープライズ事業部
営業部
第1営業グループ
渡邉 龍治 氏

「センドバック保守」への転換でコストを削減

ATSは、ITインフラ領域に強みを持つSI企業として知られるが、数万台規模のPC運用・保守サービスを提供してきた実績を活かし、PCをはじめとするITデバイスのライフサイクルマネジメントの領域でも存在感を示している。ATSの渡邉龍治氏は提案のポイントを次のように説明する。

「店舗PCのライフサイクルコストは、『ハードウェア』『初期キッティング作業』『運用保守』の大きく3つに分けられます。コスト増の最大の要因はPC 本体価格の値上がりですが、これを吸収してコスト負担全体を軽減するには、運用保守の体制や実施方法の見直しが必須でした。私たちの提案のポイントは、オンサイト保守を『センドバック保守』に転換するとともに、店舗スタッフ様の負担を軽減する『オンラインサポート』を拡充するというものでした」

店舗PCの導入・セッティング、故障などに際して訪問サポートを行う「オンサイト保守」は、店舗スタッフにとって手厚いサポートに思えるが、現場の実情にそぐわなくなってきた面もあるという。モスフードサービス 経営企画本部 デジタル化推進部 コーポレートITグループ リーダーの山本一久氏は次のように話す。

「店舗に負担をかけたくないという思いでオンサイト保守を続けてきましたが、デジタルツールに慣れ親しんだ世代が店舗スタッフの中心を占める現在、やや過剰サービスになっていた感がありました。また、店舗PCの故障時に保守エンジニアと店舗側の日程調整がうまくいかず、復旧までに1週間を要するようなケースも出ていました」

ATSが提案した「センドバック保守」では、障害連絡の受付から最短で翌日には代替機種を店舗に届けることができる。「店舗側で交換を行う必要はあるものの、復旧までの時間が確実に見通せるため、業務への影響を最小化できると考えました」と山本氏は言う。

ATSでは、数百~数千台規模のPC 運用支援体制を整えており、ヘルプデスクやWebブラウザベースのサポートポータルの整備・運営においても豊富なノウハウを持つ。店舗PC に対する「オンラインサポート」について、導入プロジェクトをリードしたATSの森田邦子氏は次のように説明する。

「モスフードサービス様へのオンラインサポートの中核を担うのは『ヘルプデスク』です。サポートエンジニアが電話・メールでの問い合わせに対応し、様々な支援サービスを提供しています。単なる一次窓口ではありません。経験豊富なサポートエンジニアが直接問題の切り分けを行い、オンラインツールを駆使して解決を支援することが大きな特徴です」

「電話・メールでのお問い合わせ内容は『サポートポータル』で一元的に管理され、修理状況や代替機種の到着予定など、サポートの進捗を確認することができます。メールでの問い合わせは、忙しいスタッフの方が自分の都合のよいタイミングで連絡や対応をしたい、というニーズにお応えするものです」とATSの藤本有理氏は話す。

ヘルプデスクの電話対応・オンライン保守は平日9~18時、メール受付は24時間365日可能だ。すべての問い合わせはATSのサービスデスクシステムでチケット管理され、クロージングまで万全にサポートされる体制が整えられた。
サポート体制

店舗側の不安を解消したATSのサポート

2024年末の新機種への入れ替えでは、PCを受け取ってネットワークに接続し、プリンターを設定して業務に使用できるようにするまでを、店舗スタッフによる「セルフサービス」で実施することを基本方針とした。ATS は、店舗スタッフが迷わずPCの導入・セットアップを実施するための「手順書」を準備し、疑問や不明点への自己解決を支援する「FAQ」も整備した。ヘルプデスクチームを統括するATSの村上英治氏は次のように話す。

「5店舗でパイロット的に先行導入し、店舗スタッフの方々が『手順書』に沿って設定を完了できるかを入念に確認しました。その過程で、作業が行き詰まりやすい箇所を特定して表現を見直すなど、モスフードサービス様に最適な『手順書』を作り上げていきました。本格的な導入・運用が始まる前に店舗PCを活用する現場を体験できたことは、私たちがヘルプデスクサービスを提供していく上でも非常に有益な機会となりました」

ATSの森田氏は、「ATSでは、システム構築の途中で運用チームがプロジェクトに参画するケースは少なくありません。導入チームから運用チームへの引き継ぎをスムーズにするには、その方法が最も効果的だからです」と続けた。
 

より完成度を高めた「手順書」の効果もあり、8割以上の店舗がスタッフだけでセッティングを完了させることができたという。「残る2割もATSのサポートを受けながら完了に漕ぎつけました。オンサイト保守の廃止には不安の声もありましたが、結果を見れば杞憂だったと言えるでしょう」と武本氏は笑顔を見せる。

 

モスフードサービス 経営企画本部 デジタル化推進部 コーポレートITグループ リーダーの荒木章吾氏は、「スタッフ主導型の店舗PC 導入の成功は、店舗スタッフのITリテラシーを向上させるきっかけにもなり、セルフサービス文化の醸成に結びつくものと期待しています。システム運用やサポートのあり方も、今後は大きく変わっていくに違いありません」と話す。

柔軟なサービス構成できめ細やかにニーズに応える

現在コーポレートITグループに所属する武本氏は、店舗運営を指導するスーパーバイザーの経験者であり現場の知見があるからこそ、「センドバック保守への移行可否を判断し、サポートベンダーの切り替えを断行できた」という。
 

「ATSの提案は、私たちの構想を具体化する最適なアプローチを示してくれただけでなく、現場の課題感や要望に対して真摯に向き合ったものでした。サービスメニューの型にはまることなく、柔軟性をもって解決策を練り上げてもらえたことに感謝しています」と山本氏は話す。

 

新機種導入と新しいサポート体制への移行に際して、ATSが提供した主なサービスは次の通りだ。

  • サポートエンジニアが電話・メールに直接対応する「ヘルプデスク」の提供
  • 問い合わせ受付、FAQ、消耗品発注などに対応する「サポートポータル」の整備
  • セッティングや基本操作などをわかりやすく解説した「手順書」の作成
  • マスターイメージの作成、キッティングなどを「LCM 運営センタ」にて実施

 

「これ以外にも、水濡れに強く耐久性に優れたPC 機種の選定、動産総合保険による修理対応、エリア別の送料最適化、プリンター台数の抑制、既存タブレットPCの保守対応など、コスト最適化のための様々なアイデアを出していただき、柔軟にサービスメニューに組み入れてもらえました。結果として、ATSの提案が私たちにとって最も価値の高いものになりました」(武本氏)

 

 4年間を見通した総コストは、PC本体の値上がり分を吸収して従来を下回る見込みだ。PCの値上がり分を除けば、全体のコストは2割以上削減できる計算になる。武本氏は次のように結んだ。

 

 「営業の渡邉さんをはじめとするATSのチームと強い信頼関係を築けたことが、本プロジェクトの最大の成功要因だと考えています。デジタルの時代だからこそ人と人とのコミュニケーションが大事であり、常に私たちに寄り添ってサポートしてくれたATSは、本心から末長くお付き合いしたい会社です。これから4年間の店舗PC の運用支援はもちろんですが、次の4年間を支える新しい提案にも期待しています」

記載の会社名、団体名や製品名は各社の商標または登録商標です。
記載の内容は個別に明記された場合を除き2025年3月現在のものです。

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