99.9999% 以上の稼働実績を誇るHPE Nimble Storage
アルファテック・ソリューションズが提案したHPE Nimble Storageは、高度な自律運用機能を備えた新世代ストレージとして急速に支持を拡大している。99.999928%という驚異的な稼働実績(年間停止時間約23秒)は他の追随を許さない。同社 製品ソリューション部の横尾純平は次のように話す。
「HPE Nimble Storageは、お客様の求める『無停止』という要件にまさに合致した製品でした。ディスク3本で同時に障害が発生しても業務影響がないトリプルパリティRAIDを備え、コントローラー障害時の交換やファームウェア更新も無停止で行えます。また、HPE Nimble Storage最大の特長は『HPE InfoSight』が問題の予兆を自動検知し、適切な対処法を示して、サービスに影響が及ぶ前に保守対応が可能なことです」
開発元のHPEでは、HPE InfoSightにより「ユーザーが問題を把握する前に、その86%を自動的に予測して解決できる」としている。HPE Nimble Storageは、ハードウェアレベルの高信頼性とHPE InfoSightを組み合わせることで、実際に99.999928%という稼働実績を達成している。
「ストレージが仮想化環境の信頼性を決めると言っても過言ではありません。HPE Nimble Storageを採用したことで、『部門ファイルサーバー』環境の安定稼動に対する安心感は大きく高まりました。また、パフォーマンスや容量の面でも、今後数年間利用し続けるために十分なリソースが確保できました」と佐藤氏は評価する。
採用された HPE Nimble Storage CS1000Hは HDDとSSDのハイブリッド構成。HPE Nimble Storageならではの優れたデータ圧縮機能を利用できる。本システムでは「既存環境から引き継いだデータ量を50%以下に削減できた」(佐藤氏)という。
システム構築を担当した横尾氏は、「構築・移行期間が限られていた中で、HPE Nimble Storageのセットアップの容易さが時間短縮に大きく寄与したと思います。アルファテック・ソリューションズのキッティングセンターでの作業は、他のストレージ製品の半分以下の時間で完了できました」と話す。
サーバーとストレージの信頼性を高めた「部門ファイルサーバー」システム