2019年に開始されたGIGAスクール構想により、児童生徒向けのタブレット端末の配布や高速ネットワークの整備は大きな進展を見せた。その一方で、「職員室に行かなければ校務ができない」「ネットワークごとに端末を使い分ける必要がある」など、校務の効率化を阻む環境を問題視する声は大きい。いかに教職員の働き方を変えて生産性を高め、プロセスや組織全体の変革に結びつけるべきか――2024年4月、独自のアプローチで「校務DX」への取り組みを本格化させた福井県教育庁のキーパーソンに聞いた。
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